繊細さん心の悩み

HSPは調和を重んじる平和志向

HSPは愛が強く、性善説

私は、HSPは「愛が強い」という仮説を持っています。

HSPが対人関係が苦手なのも、エナジーバンパイアの餌食になりやすいのも「他者への愛が深い」ということがあるのではないかと思います。

人との接し方が性善説です。

自分が「性善」だから、相手もそうだろうと当てはめます。

自分勝手モンスター

ところが、世の中には「自分さえよければ相手のことはどうだっていい」という人もいます。

罪悪感が乏しくなっており、モンスター化、子ども化(理性がなく、わがまま)している状態です。

HSPがモンスター化するケース

もちろん、HSPの人もこうならないわけではありません。
HSPであっても、モンスター化、子ども化します。

特に、我慢を重ねて限界まで来ると、ひどくモンスター化します。

「愛が深い」がゆえに、愛を利用されて理不尽な目に遭い、「愛が深い」がゆえに、人を信じて我慢し、ストレスをためます。

人はストレスがたまった状態だと、どうしても自分優先にならざるを得ません。人のことを構っている余裕がないからです。

ストレスが過度な場合は、モンスター化してしまいます。
それでも出さないでいると、心身が限界に達し、心や体の病気として出るでしょう。

我慢する理由は恐いから?

どうして我慢するかというと、表面的には「恐い」からかもしれません。

恐いから我慢するしかない
恐いから言えない

恐いの中身は愛から来ていることがよくある

でも、その「恐い」の中身を探っていくと、「傷つけたくない」「争いたくない」という愛から来るものの場合がよく見られます。

傷つけたくないから我慢する
争いたくないから我慢する

HSPは平和志向で競争を好まないことも

HSPは平和志向の人がよく見られます。

HSPだから必ずしも平和志向な訳ではありませんが、そういう人が多く見られるということです

争いを好まず、調和を重んじます。

そのため、競争することが好きではない場合もあります。

競争そのものは悪いものではありません。
競争することで成長や進化が生まれます。
競争が激しい分野ほど、イノベーション(革新的技術や製品)が生まれやすいです。

しかし、競争は勝ち負けが明確になります。
負けた人は、落ち込んだり、みじめになったり、立場が悪くなります。

そういう人を目の当たりにすると、HSPは「気持ちが分かりすぎる」ので、同情を持ちます。かわいそうだと感じます。

HSPは争いごとを避ける

相手をそういった気持ちにさせたくないため、わざと負けることもあります。

まあ、自分が負けることは嫌なので、競争自体、争いごと自体を避けることになります。

つまり、HSPの気質から来る「優しさ」「同情心が強い」が、平和を重んじ、争いごとを避けるようになります。

争いごとを避けることは、悪いことではありません。

しかし、そこもバランスが大切です。

HSPは争いごとを避けすぎるのです!

争いや競争を避けることの弊害が出る

そのため、理不尽な目に遭っても、争いごとを避ける(=我慢する)ことを選択します。

真剣勝負をやって、自分を高めていくことを避け、競争がないぬるま湯にいることを選択します。

我慢が増えると、ストレスがたまり、最終的には自分がモンスター化し、相手と争うことになります。

ストレスを散々ため込んでいる分、争いは激しいものになります。
結果、人間関係が破綻しがちです。
場合によっては、仕事を辞めざるを得ないとか、離婚してしまうことになりかねません。

また、勝負事や争いを避けていると、多くのチャンスを失います。

スポーツもビジネスも、戦い、真剣勝負の側面があります。
もちろん、それだけではなく、スポーツは楽しむことが目的で、ビジネスは価値を提供することが目的です。
しかし、実態は勝負、競争のウエイトが高いです。

そのため、それを避けると、不戦敗になってしまいます。
それはそれで自分を苦しい状況に追いやってしまいます。

争いごとを好まない資質なら対策すればよい

「争いごとを好まない」のが資質であるとすれば、対策すればよいのです。

一つの対策法は、意味づけを変えるということです。

「争い=敗者を生み、嫌な気持ちが生まれる」
「争い=お互い疲弊して、痛み分けになる」

これは戦争のイメージです。
それだと争いを避けるのは当然です。

争いの定義を変えてみましょう。

「争い=相手を喜ばす量を競う」

に変えてみるのです。

争い、競争そのものが悪いわけではない

争い、競争そのものが悪いわけではありません。
苦しみを生むから問題になっているだけです。

ポジティブが増える争いは、むしろ喜びです。

HSPの「愛が深い」資質は素晴らしい資質です。
人との調和、平和を求める資質は美しいです。

ですが、それがゆえに「我慢や自己犠牲」をやってしまいがちなこと。
そして、「争いや競争、勝負」を避けてしまいがちなこと。

この欠点を理解して、バランスを取ることを意識しましょう。