HSP関連

【イラスト解説】HSPの脳と神経の仕組み|その不安は脳が原因だった!

不安や恐怖を感じやすいHSP。

時として「弱い」とか「気にしすぎ」などと思われがちですが、
でもそれは精神的に弱いからではありません。

HSPの特徴は、脳内の働きにはっきりと現れています。
つまりHSPの不安や恐怖は脳の特性からくるものです。

脳の仕組みを知って適切な対策をすることで
HSP特有の生きづらさを解消していきましょう 🙂

HSP脳の特徴① 【恐怖を感じる扁桃体が活発】

HSPは非HSPよりも扁桃体の働きが活発であることがわかっています。

扁桃体とは、怒りや恐怖、快・不快といった「本能的な感情」に関わる脳の部位です。
恐怖を感じて心拍数を上げるなどの「体の反応」にも関わります。

扁桃体
左右にひとつずつあって、アーモンドくらいの大きさです。

扁桃体

扁桃体が機能しないと

両方の扁桃体が破壊されてしまうと、不安や恐怖が消えると言われています。

例えば、

  • てんかん治療のために扁桃体を除去した女性の例では
    うなっている犬を平気でなでようとしたり、熱い炭を素手でつかもうとしてしまう。
    「書籍 脳科学は人格を変えられるか? エレーヌ・フォックス著 より」 
  • 病気によって扁桃体が機能しなくなった女性の例では
    ペットショップにて、嫌いだったヘビやクモに平然と触り始め、
    タランチュラまで触ろうとしたために周りが止めにかかった。
    アイオワ大学の研究 https://www.medicalnewstoday.com/articles/211972.php

など。 タランチュラをつかむとは…笑

このように扁桃体が機能しなくなれば
命に関わるような恐怖も感じなくなってしまうんですねー。

扁桃体のハイジャック 頭ではわかってるのに…

扁桃体は「強烈な情動」と「記憶の断片」が結びついて保存されていると考えられています。

例えば、犬に噛まれてトラウマを負った場合、
強烈な情動(恐怖感)と、記憶の断片(犬の唸り声、目つき、景色)などが結びついて記憶に定着されます。

トラウマの記憶

記憶の断片は引き金となり、例えば犬の鳴き声を聞いただけで、
扁桃体は「緊急事態」のスイッチをオン!

扁桃体の仕組み
「逃げろ!」という命令を脳や身体全体へ発令し、
心臓はバクバク、手が震えだします。

こうして「恐怖」や「不安」が、脳と身体を完全に支配してしまうのです。
これが「扁桃体のハイジャック」と呼ばれる現象です。

頭では「首輪でつながれているし、塀もあるから大丈夫…」とわかっていても
体は理性を失って恐怖でいっぱいになるのです。

扁桃体の仕組み

HSPは扁桃体が活発です

さて、HSPは非HSPよりも扁桃体の血流が多いことがわかっています。
生来、扁桃体が活性化しやすく、人よりも恐怖や不安を強く感じやすいのです。

HSPと脳の仕組み
でも特質だからといって諦める必要はありません。

ちなみに私もかつてはパニックアタックの症状がありましたが、今ではすっかり寛解!
また仕事への不安も強かったものの、今ではのびのびと働いております。

一体、不安や恐怖に対して何が効果的なのでしょうか?

扁桃体の過活動を抑えるには?

効果的なのは、ショック体験を解放するセラピーです。

セラピーによって場面を回想しながら、感情や身体感覚を感じ取り、
もう大丈夫だよと心と体に伝えてあげることで体の反応が変わっていきます。

扁桃体の仕組み
なぜなら、固定化された記憶というのは思い出すことによって
いわば「うる覚え」のような不安定な状態になります。

その状態で「もう安全だ」「私は大丈夫」ということを新たに学習すると、
いい状態に記憶が上書きされ、恐怖感が薄れていくのです

逆に、思い返しては「やっぱり怖いな、危険なんだな」とか「自分は情けないなー」と恐怖を強めると、恐怖記憶として再固定化されます

参考|嫌な記憶はどうすれば消えるのか 熊野 宏昭氏 https://www.waseda.jp/inst/weekly/academics/2015/04/01/31281/

安心安全なやり方で記憶を回想し、体と心にもう安全だよと伝えること。
そのことで記憶はいい状態に書き換えられていくのです。

なお、「HSPの癒し講座」で「一人でもできるセラピーのやり方」を習得できます。

すぐできる 安心感を高める方法

上記の他、すぐにできるリラックス方法をご紹介します。
不安や恐怖を和らげるのにとても効果的です。

<魔法の言葉がけ> 体の緊張がほぐれ、副交感神経が優位になります

  • 「よくやってるね」「頑張ってるね」と自分を認める
  • 「私がちゃんとわかってるよ」「見ているよ」と自分に愛を向ける
  •  否定したくなるような思いに対して「OKだよ!」「そう思ってていいよ」と受け止める

<魔法のイメージング> 安心感が戻ってきます

  • 大切な人の笑顔や手をつないだ感覚を思い浮かべる
  • 大切な存在(犬や子供など)を思い浮かべる
  • 過去の楽しかった出来事を思い出す
  • 自然の中にいるイメージをする
  • 安全基地(ふかふかのベッドや安心できるお部屋など)をイメージする

<魔法のご褒美> 喜びの感覚が戻ってきます
自分の気持ちが落ち着くような具体的なご褒美をいっぱい知っておきましょう。「これがあれば心が安らぐ」と感じるものをたくさん知っているだけで安心感が大きくなります。

  • スイーツを食べる
  • 映画を見て思いっきり泣く
  • アロマバスに入る
  • カラオケで暗い歌を思いっきり歌う などなど

 

まずは自分を理解し、心と体をホッと休ませてあげましょう♪

 

** お知らせ ** 「HSP癒し講座」開催!
脳の仕組みにも考慮された癒しの方法を「HSPのための癒し講座」でお伝えします。さらに詳しいテキスト付き。その日から楽になる、役立つ情報満載です。

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
カウンセラーワコ
HSPでエンパス。音、光、匂い、色、音楽などアレコレ刺激に敏感です。 癒しによって様々な症状を克服し、今では繊細さをカウンセリングで生かしています。自然や動物が大好き。また非二元や目覚めについてもお伝えしています。